⼦宮筋腫・⼦宮内膜症・卵巣腫瘍・異所性妊娠(⼦宮外妊娠)・初期⼦宮がん・⾻盤臓器脱(⼦宮脱・膀胱瘤・直腸瘤)更年期障害などの診断・治療を⾏なっております。
⽉経痛がひどい・⽉経量が多い・⽉経前にイライラしたり落ち込んだりなどの症状があり学校や仕事に⾏けない・⽇常⽣活や家事などに⽀障が出る・内科で貧⾎といわれてずっと治療しているなどの症状がある場合も気軽にご相談ください。

婦人科の診療内容

 

不妊症

2022年4⽉より不妊治療の保険適⽤範囲が拡⼤されました。
当院では、タイミング指導・⼈⼯授精などを⾏っております。佐藤医師を中⼼に診療を⾏っております。

不妊症

当院で可能な不妊症の検査

⾎液検査

⼦宮卵管造影
卵管が通っているかどうか
⼦宮内にポリープや⼦宮筋腫がないかなど

腹腔鏡
⼦宮内膜症、⼦宮筋腫、多嚢胞性卵巣、
癒着などの不妊原因に対する診断

当院で可能な不妊症の治療法

タイミング指導

排卵誘発剤(内服薬・注射)

⼦宮鏡
⼦宮内膜ポリープ・粘膜下筋腫に対する治療

腹腔鏡
⼦宮内膜症、⼦宮筋腫、多嚢胞性卵巣、癒着などの不妊原因に対する治療

漢⽅薬

⼈⼯授精

*体外受精が必要と判断した場合は他院にご紹介させていただいております。

 

⼿術

良性疾患手術(子宮筋腫・子宮腺筋症・子宮内膜症・卵巣のう腫などに対する子宮全摘術、子宮筋腫核出術、卵巣のう腫核出術、付属器切除術など)は、基本的には腹腔鏡で行う方針としております。
また、より負担の少ない子宮鏡による粘膜下子宮筋腫核出術、子宮内膜ポリープ切除術、過多月経に対する子宮内膜焼灼術も行っております。(日帰りもしくは1 泊入院)

 

避妊

低⽤量ピル、避妊リングを取り扱っております。
避妊をしないでセックスしたり、コンドームが破れてしまったなどの場合に、妊娠を防ぐ最後の避妊⼿段が緊急避妊と呼ばれているものです。
72時間以内にできるだけ早く緊急避妊ピルを飲めば、妊娠する可能性を減少させることができます。(すべて⾃費になります)

避妊

 

人工妊娠中絶

パートナーとよく話し合い、「中絶」という結論が出ましたら、早めに手術を受ける方が身体の負担を重くしないで済みます。
中絶の時期は妊娠22週未満と定められていますが、月経予定日なのに月経が来なかった時期から数えて1ヶ月前後(妊娠6〜9週)の手術が望ましいです。
当院では、経口中絶薬(メフィーゴパック)と手術による人工妊娠中絶を行っております。
ひとりで悩まず、診察時に医師へご相談ください。

 

妊娠初期の中絶方法の比較

経口中絶薬 手術
妊娠週数 9週0日まで 11週6日まで
メリット 手術の必要がない 時間が短い(日帰り手術)
デメリット 時間がかかる(2〜3日間)、出血量が多くなりやすい、遺残が起こりやすく手術が追加で必要になることがある 麻酔の合併症・子宮損傷の可能性がある
費用(税込) 130,000円(手術が必要な場合 160,000円) 130,000円

 

経口中絶薬の使用法

  1. ホルモンの働きを抑える薬(ミフェプリストン)を1錠服用
  2. 2日後の朝に入院
  3. 子宮の収縮を促す薬(ミソプロストール)を4錠服用

ご自宅が当院から半径16km以内かつ香川県在住の方
・夕方までに中絶成功しなければ一旦退院
・後日、手術予定

ご自宅が当院から半径16km以上離れている方、あるいは他県在住の方
・夕方までに中絶成功しなければ追加で手術施行
・手術後30分〜2時間で退院
主な副作用:下腹痛、嘔吐

 

手術の方法および麻酔について

  • 手術は手動真空吸引法・電動吸引法または掻爬法で行います(手術時間:10〜20分)。
  • 手術前に子宮の入口を拡げる処置を行う場合があります。
  • 鎮痛のために局所麻酔もしくは静脈麻酔を行います。
  • 手術後は麻酔が覚めるまで約30分〜2時間安静にし、異常がなければ帰宅可能です。

 

費用(税込)

  • 経口中絶薬:130,000円
    (手術が必要な場合は 160,000円)
  • 手術:130,000円