整形外科

整形外科では、運動器官を構成する全ての組織、骨、軟骨、筋、靭帯、神経などの疾病・外傷を対象とした診療を行っております。
対象は広範囲で、脊椎(脊柱)・脊髄、骨盤、上肢(肩、肘、手、手指) 、下肢(股、膝、足、足指) などになります。
今後高齢社会の加速、スポーツ障害や外傷などの増加に伴って、需要はより一層高まると考えられます。
患者さんの豊かで快適な生活をサポートしていけるよう診療にあたっております。

 

当院の特色

当院整形外科は2009年6月より常勤として西原、守谷の2名で診療を行っております。
整形外科で扱う領域は、主に運動器疾患ということになりますが、簡単に言えば『首から下の内臓以外』を診る診療科です。
外傷・変性疾患など、いわゆるケガや年齢による”使い痛み”に対して出きる限り苦痛を取り除くことを目的として投薬・局所注射・リハビリテーション・養生の指導・物理療法・手術・ギプス固定などの方法で対処します。

整形外科

 

プラセンタ治療

プラセンタ治療は2009年6月より当院に勤務しております 西原 司医師が行っております。

保険診療の有無について
原則として自費診療ですが、慢性肝疾患における肝機能の改善および、更年期障害、 乳汁分泌不全で保険治療適用となることがあります。

 

このような症状の方に

通常の整形外科的治療で効果が不十分な
・腰部脊柱管狭窄症による腰痛や下肢痛、しびれ
・変形性股関節症による股関節痛
・変形性膝関節痛による膝関節痛
慢性関節リウマチなどの膠原病
更年期障害、冷え性などの婦人科疾患
慢性肝炎、肝障害
免疫力低下による全身倦怠感
気管支喘息、アトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー疾患
耳鳴り
自律神経失調症、気うつ状態

 

注射について(皮下注射・筋肉注射・つぼ注射)
通常は、皮下または筋肉注射をし行います。つぼ注射は、皮下または筋肉注射で効果不十分の時に行います。

自由診療の費用について
(例)
《初診》初診料(2,100円)+薬剤料(プラセンタ4アンプル+コンドロン1アンプル=2,300円)=4,400円
《再診》再診料(630円)+薬剤料(プラセンタ4アンプル+コンドロン1アンプル=2,300円)=2,930円
※薬剤料は治療する症状の程度や、注射できる頻度で個人差があります。

おおよその治療費について

《1アンプルの金額》
メルスモン、ラエンネック:それぞれ1アンプル 525円

当院では下記内容で注射を行うことが多いです。

1回にメルスモン2アンプル、ラエンネック2アンプル(計4アンプル2,100円)
にコンドロン1アンプル(200円)
を加えて注射 合計2,300円

《つぼ注射》
特別につぼ注射としての費用はいただいておりません。
皮下または筋肉注射と同じです。

 

プラセンタ療法の治療方針
当院では患者さんの状況を見ながら治療を進め、治療の継続にあたっては患者さん一人ひとりとご相談の上、一番良い方法に決めております。
平成17年にプラセンタ治療を知り、通常の整形外科的治療で効果が不十分な患者さんに試したところ思った以上の効果が表れ、主に皮下または筋肉注射で治療を行っております。
近くの方で通院可能でしたら、毎日か2~3日に1回、プラセンタ注射を続けてもらえば効果も早く出ます。遠方の方には基本的に毎週1回、プラセンタを4アンプルずつ、12回ほど続けてもらい、その効果をみます。その後はそのまま続けたり、2週に1回と減らしていったり、またプラセンタの内服薬と併用したりと、患者さん一人ひとりとご相談の上、一番良い方法に決めております。鍼治療の経験も生かしプラセンタのつぼ注射も行っております。また通院不可能の方にはプラセンタの内服薬をお送りしております。

 

患者さんへ一言

プラセンタ治療は副作用もなく、免疫力を高める体にやさしい治療です。
そのかわり効き目も徐々にゆっくり現れてきますので、注射も最低12回、できましたら20回くらい続けてみてください。
内服薬も併用するとより早く効果が現れると思います。プラセンタ治療は原則として自費となりますが、慢性肝疾患や更年期障害の治療では保険治療も適用されます。
その時は1日1アンプルのみですので、毎日か1日おきに通ってもらいます。
プラセンタ治療は他の持病の治療の妨げにはなりません。

現在の治療にどことなく満足されていない方へ是非お勧めいたします。
最後にプラセンタ治療を受けている方は、献血ができませんのでご了承ください。
整形外科医長 西原 司

プラセンタ療法

 

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