産婦⼈科の⼊院案内

お持ちいただく物

●書類関係
(1)⺟⼦健康⼿帳
(2)⼊院誓約書
(3)無痛分娩同意書(必要な⽅)
(4)筆記⽤具
(5)⺟⼦健康ガイドブック
(6)MRワクチン同意書(必要な⽅)
(7)健康保険証
(8)⼿術の同意書(帝王切開術予定の⽅)
(9)印鑑
(10)県外の⽅(産後2週間・1ヶ⽉健診の補助券の有無を確認・有の⽅は⾹川県での使⽤可能かどうか確認) ←⼊院時にお知らせください。

●分娩時必要物品
(1)お産パットL 5枚以上
(2)お産パットM 15枚以上
(3)防⽔シーツ 2枚
(4)産後⾻盤ベルト
(5)産褥ショーツ 4枚
(6)飲み物
(7)バスタオル(腰巻き⽤) 1枚
(8)ペットボトル⽤ストロー

●⼊院⽣活で必要物品
(1)前あきパジャマ(上⾐⻑め) 2〜3枚
(2)フェイスタオル
(3)授乳⽤ブラジャー
(4)洗⾯⽤具
(5)⺟乳パット
(6)体温計
(7)⽣理⽤ナプキン・ショーツ(出⾎が少なくなってから使⽤しても可)

●⾚ちゃんの必要物品
(1)⾚ちゃんのお尻ふき
(2)退院時の⾚ちゃん⽤⾐類
(3)ガーゼハンカチ
(4)おくるみ

 

●病院で購⼊できる物
・防⽔シーツ2枚 (440円)
・お産直後⾻盤ベルト(直後⽤880円)
・分娩セット(5,500円程度)
セット内容:お産パット(L3枚・M10枚)産褥ショーツ(2枚)⺟乳パット(36枚)防⽔シーツ(2枚)ベビーのお尻ふき(2袋)

●アメニティーグッズ内容
・スリッパ(1)
・シャンプー
・リンス
・ボディーソープ
・クシ(1)
・ヘアーゴム(1)
・ボディータオル(1)
・⻭ブラシセット(2)
・コットン・綿棒(5)
・クレンジング・ソープ
・化粧⽔
・乳液
※ドライヤーは各病室に1台ずつあります
⼊院期間中、アメニティのみでは不⼗分なこともありますので⽇⽤品はお持ちください。

 

⼊院費⽤のお⽀払い

(1)保険で⼊院の⽅は、保険の種別や給付率によって⾃⼰負担額に相違があります。
(2)個室をご希望の⽅は、上記料⾦のほか別途加算になります。
(3)長期入院の方の⼊院費は⽉末締で毎⽉10⽇前後に請求書を発⾏しますので、5⽇以内に1階会計へお⽀払いをお願いいたします。
※⽀払い済みの領収書は、確定申告などに必要になることがあります。再発⾏はいたしかねますので⼤切に保管してください。

※⼊院費⽤のお⽀払いでご⼼配な⽅はお気軽に医事課、または地域連携室にご相談ください。

また、請求書にご不明な点がございましたら、医事課にお尋ねください。

※限度額適⽤認定証の交付について
⼊院される患者さんで限度額適⽤認定証の申請をし交付を受けると、⾼額療養費の⾃⼰負担分(保険外費⽤は除く)に関して、1ヶ月ごとの医療機関窓⼝でのお⽀払いが限度額までになります。
交付されたら早急に受付(医事課)へ提出してください。
なお、提⽰のない場合は限度額の適⽤にはなりませんのでご了承ください。
事前に申請をされていない⽅は、⼊院費をお⽀払いいただいた後、保険者への⼿続きが必要となります。後⽇保険者より⽀払った医療費の⼀部が払い戻されます。
ご不明な点は医事課までお問い合わせください。

 

退院の⼿続き

(1)主治医より退院の許可がでましたら、病院側で退院⽇を決めさせていただきます。
(2)退院されるときは当⽇請求書を発⾏いたします。退院時に必ず1階の会計でお済ませください。
当⽇お⽀払いできない場合は会計までお申し出ください。
(3)病院よりお貸しした物品はご返却ください。
(4)薬など忘れずにお持ち帰りください。

 

診断書・証明書

(1)⼊院中に診断書・証明書が必要な時はナースステーションにお申し出ください。
(2)退院後に⼊院中の診断書・証明書が必要な時は1階受付の窓⼝にお申し出ください。

 

⼊院中のお願い

(1)診療・看護について不明な点がありましたら、ご遠慮なく病棟看護師⻑にお尋ねください。
(2)⼊院中にかかりつけ医など他の医療機関を受診する場合は必ずナースステーションまでお申し出ください。
(3)散歩・運動及び病院外に出るなど、お体を使うようなことは医師の許可を受けてください。
(4)療養中は病室の内外を問わず静かにお過ごしください。
(5)消灯時間は21:00です。
(6)病状により病室・病床を変更することがありますのでご協⼒をお願いいたします。
(7)⾝の回りの品はできるだけ少なくし、清潔・整頓にご留意ください。
(8)備品や寝具の保全にご協⼒ください。
(9)花札・⿇雀などの遊具やその他動物など、療養上必要ないものの持ち込みは固くお断りいたします。
(10)職員への⼼付けは固くお断りします。
(11)盗難防⽌の為、現⾦や貴重品は最⼩限にしてお持ちください。
(12)テレビカードは各階の⾃動販売機でご購⼊ください。退院時には1階薬局横の払い戻し機で換⾦してください。100度数未満のカードの換⾦はいたしかねます。
(13)大部屋でテレビ視聴時は必ずイヤホンをご使用ください。
(14)院内での迷惑⾏為(セクハラ・わいせつ⾏為・暴⼒・暴⾔・盗難・飲酒など)⼊院⽣活のモラルに反する⾏為が⾒られた場合は、強制退院の対象となります。
⼊院⽣活のモラルを守ってください。

 

サービス

●お部屋
全てのお部屋にシャワー・トイレが設置されています。
14床の個室と3床の総室があり総室も壁とカーテンで区切られておりプライバシーが保てるようになっております。
お部屋にはブルーレイ内蔵の液晶TV・アメニティグッズ( ⻭ブラシ・歯磨き粉・ボディタオル・ヘアーブラシ・スリッパ)を取り備えております。
またノートパソコン・スマートフォン・タブレットをお持ちいただければインターネットもご利⽤いただけるようになっています。

●⾷事
【⾷事時間】朝⾷8時〜 昼⾷12時〜 ⼣⾷18時〜
季節の素材を⽣かしたバラエティにとんだメニューをお楽しみいただけます。 基本的にはラウンジでのお⾷事となりますが病室で召し上がっていただくことも可能です。

●セーフティボックス
貴重品管理⽤にお部屋引き出しの⼀部に鍵がかかり、セーフティボックスとしてご使⽤いただけます。

●エステティックサービス
⽕・⾦の午後に週2回、専⾨のエステシャンを迎え、お産を終えられた⽅へお顔のエステを⾏います。
※現在中止しています。

●呼吸法QRコードデータ
外来で呼吸法のQRコードをお配りしております。ナレーションに沿って呼吸法の練習をしたり、出産のイメージトレーニングをすることを⽬的としたQRコードです。
実際に分娩室で同じ⾳楽を使⽤することができます。

●プレゼント
お産後の退院時に、”授乳クッションなど” をお渡ししております。

 

産科医療補償制度

2009年1⽉より開始されている制度で、分娩に関連して発症した重度脳性⿇痺児に対する補償の機能と脳性⿇痺の原因
2015年1⽉と2022年1⽉より制度が⾒直され、補償対象と掛け⾦がそれぞれ変更されています。

●産科医療補償制度の⽬的
⽬的1
分娩に関連して発症した脳性⿇痺児およびその家族の経済的負担を速やかに補償します。
⽬的2
脳性⿇痺発症の原因分析を⾏い、将来の脳性⿇痺の予防に資する情報を提供します。
⽬的3
これらにより、紛争の防⽌・早期解決および産科医療の質の向上を図ります。

●補償対象

2022年1⽉までに出⽣したお⼦さんの場合

  1. 在胎週数28週以上であること
    ※ 在胎週数の週数は、妊娠週数の週数と同じです。
  2. 先天性や新⽣児期などの要因によらない脳性⿇痺であること
    ※ この他、お⼦さんが⽣後6ヶ月未満で死亡した場合は、補償対象としていません。
  3. ⾝体障害者⼿帳1・2級相当の脳性⿇痺であること
    ※ 補償申請の時点での⼿帳の取得の有無は、審査の結果には影響しません。

2015年1⽉1⽇から2021年12⽉31⽇までに出⽣したお⼦さんの場合

  1. 在胎週数32週以上かつ出⽣体重1,400g以上、または在胎週数28週以上で低酸素状況を⽰す所定の要件を満たして出⽣したこと
    ※ 在胎週数の週数は、妊娠週数の週数と同じです。
  2. 先天性や新⽣児期などの要因によらない脳性⿇痺であること
    ※ この他、お⼦さんが⽣後6ヶ月未満で死亡した場合は、補償対象としていません。
  3. ⾝体障害者⼿帳1・2級相当の脳性⿇痺であること
    ※ 補償申請の時点での⼿帳の取得の有無は、審査の結果には影響しません。

●補償金額
・準備⼀時⾦ ※看護・介護を⾏う基盤整備のための資⾦ 600万円 ⽀払回数1回
・補償分割⾦ ※看護・介護費⽤として毎年定期的に⽀給 120万円/年 ⽀払回数20回

●掛⾦(1分娩(胎児)あたり)
・準備⼀時⾦ ※看護・介護を⾏う基盤整備のための資⾦ 600万円 ⽀払回数1回
1分娩(胎児)あたり12,000円(2022年1⽉1⽇より)

詳しくは 「公益財団法⼈ ⽇本医療機能評価機構」産科医療補償制度 をご覧ください。

詳しくはこちら

 

産後健診

産後2週間・1ヶ⽉健診
産後2週間頃(退院して1週間頃)は、⾚ちゃんとの⽣活も慣れてくる頃ですが、環境が変化することにより⼼と⾝体がついていけない場合、様々な不調を感じて、産後うつ及び、育児不安の原因となることがあります。 気になること・⼼配なことを気軽にご相談していただけるよう、産後2週間健診を新たに始めました。
今後の⾚ちゃんとの⽣活がより⼀層楽しく過ごせるよう、スタッフ⼀同でお⺟さんの気持ちに寄り添い、お⼿伝いしていきたいと思います。

●ママ
⾝体の状態:⾎圧測定・尿検査・内診・エコー(2週間健診は必要時) 乳房状態などの相談をお受けします。
精神状態:精神状態について健康診査受診票を参考にお聞きします。

●⾚ちゃん
体重測定・哺乳状態・排泄状態・⻩疸チェック・全⾝状態を診ます。不安なことについて相談に応じます。
2週間健診は助産師が診ます。(必要時は⼩児科紹介)1ヶ⽉健診は⼩児科医師による診察となります。

●費⽤
・⾹川県内の⽅
産後健診補助券が使⽤でき、⾃⼰負担はありません。
・県外の⽅
産後健診補助券がある⽅:5,000円
(後⽇払い戻しのある⾃治体は先払いになります)
⾹川県で使⽤できない場合は補助券のない⽅と同様になります。
・県外で補助券のない⽅
産後2週間健診:授乳・育児相談など1,500円
産後1ヶ⽉健診:内診・エコー・⾎圧測定・尿検査 2,100円
産後健診は完全予約制です。 出産後、⼊院期間中に予約をお受けします。
ご不明な点は、ご相談ください。